2009年5月26日

「禁煙ファシズム」をめぐって

Chronicle

5月23日付『朝日新聞』朝刊のオピニオン「異議あり」に、《たばこが苦手なジャーナリスト斎藤貴男》によるインタビュー記事「お上頼みの禁煙は個人の自由損なう──健康に悪いのは常識。規制はするのも求めるのも疑問」が載っていた。
斎藤貴男という名前は知っていたが、この記事を読むかぎりあまり期待できそうにない。
談話記事なのであまり厳密な要求はするまいと思うが、誤解と見当外れだけならともかく、根拠になっているらしいイデオロギーが貧弱すぎる。

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2009年5月12日

紫綬褒章

Chronicle

GW中の4月29日は、春の叙勲だそうである。
叙勲などに縁もなければ興味もなかったのだが、朝カルのリーフレットで敬愛する鷲田清一が(何年前か知らないが)「紫綬褒章」を受賞していることを知り、その後これまた敬愛する池澤夏樹が「紫綬褒章」を受け取っていることも知って、なぜかひどくガッカリした。
慶賀すべきだという人もいるだろうが(祝賀パーティぐらいは催していそうだ)、彼らが褒章を(嬉々としてかどうかは知らないが、断ってはいないのだから嫌々というわけではないだろう)受け取っていることが意外だった。
とはいえ、「褒章制度」なるものについて私は何も知っていたわけではないし、未だによく分からないこともある。

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2009年1月28日

ここがロドス島だ、ここで跳べ!

Chronicle

2009年がスタートしたと思ったら、1月ももう終わりである。
1カ月ぶりの更新で申し訳ない。今年もどうぞヨロシク。
年末の12月から新年1月までおよそ30日間、部屋の大掃除と模様替えに没頭した。
片手間にチョットという感じではなくて、朝から夕方まで脇目もふらずという毎日だった。
何年もかかって溜まった垢のような堆積物が部屋を埋め尽くしていたのだから、それを片付ける仕事量がどれほどのものか、途方に暮れるほどだった。
それにしても、なぜ去年の暮れになって、この気の遠くなるような大仕事を始める気になったのか。

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2008年9月30日

10日間の入院から生還──入院修行(4)

Chronicle

「生還」などと言うとウケ狙いの大げさな冗談と受け取られる向きもあるかもしれないが、あいにくそうではない。
今回の入院は、担当医から内視鏡検査が「難しく、危険を伴う」とさんざん脅かされていたので、入院前からかなりビビっていた。
単なる「検査」ではなく、内視鏡とX線を見ながらの「処置」が行われ、十二指腸周辺が切除されている私の場合、特殊な形状に吻合されているからである。
しかも、この「検査」は本人にとってかなり負担の大きい、ツライ「検査」になるとも聞かされていた。

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2008年1月20日

「環境」ファシズム?

Chronicle

年賀はがきを製造した製紙会社5社が、40パーセントの再生紙率を守っていなかったことが発覚し、経営者の責任まで問われている。
マスコミは「環境偽装」だと銘打って、企業倫理の欠如を糾弾している。
食品企業の「偽装」につづいて、「製紙会社よ、お前もか?」というわけなのだろう。

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2008年1月 7日

年賀状2008

Chronicle

2008年がスタートした。
もう1月4日から出勤しているので、正月休みは既に終わっている。
酒を飲む愉しみがなくなってしまったので「めでたさも中くらい」というところか…。
今日もまだ年賀状は届いているが、明日は3学期の始業式である。

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2007年10月20日

「あの男」が枚方市長?

Chronicle

9月末に行われた大阪府枚方市の市長選挙で、あろうことかあるまいことか「あの男」が当選した。
前市長が、清掃工場をめぐる現職警察官を含めた談合事件にかかわって逮捕され、失職したことによる選挙である。
政治家として、首長として最も相応しくない「あの男」を、市長に選んだ枚方市民は何を考えているのだろう。

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2007年10月10日

レジ袋「撲滅」運動?

Chronicle

テレビを観ていると、レジ袋をいかにして「撲滅」するか、「マイ・バッグ」「エコ・バッグ」を持参する消費者がいかに素晴らしいか──というキャンペーンが、相変わらず盛んのようだ。
「地球温暖化」というアルマゲドン(聖書の黙示録に描かれる暗黒の力と神との間の終局的大決戦)に向かって、「二酸化炭素排出削減」は喫緊の国民の責務であると言わんばかりの風潮は、まるで「欲しがりません勝つまでは」に似た同調圧力を思い出してしまう。

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2007年8月 3日

岡田山まで──神戸女学院大学・トークセッションへ

Chronicle

7月29日、噂の神戸女学院大学まで行ってきた。
目的は、神戸女学院大学の教員3人によるトークセッションだが、その話の前に、岡田山に到着するまでに蘇った2つの駅の記憶について書いておきたい。
どこにあるのかも知らなかった神戸女学院大学の所在地を案内で見ると、阪急宝塚線「門戸厄神」駅下車、徒歩10分と書いてある。
通ったことも、降りたこともないこの駅の奇妙な名前には、私の記憶を大きく揺さぶる響きがあった。

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2007年6月27日

完全犯罪としての「年金問題」

Chronicle_9

私もメデタク60歳の誕生日が過ぎて、年金受給の権利を一部得た。いま話題の「問題」の当事者の一人である。
去年は、その「問題」の社会保険事務所に何度も足を運んだ。
年金予定額の通知を受け取った時は、その数字の桁数が2桁くらい間違っているのではないかと思った。
「こんな少ない月額でどうしろというのか」と思い、問い合わせた。
社会保険事務所に電話すると、「月額ではありません。年金ですから、年額です」と言われて、茫然自失。

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2007年4月12日

「国民投票法案」、衆院特別委員会で可決

Chronicle_2

衆議院憲法調査特別委員会は、「国民投票法案」を与党の賛成多数で可決し、明日、本会議での可決の見通しだという。
野党・民主党の「修正案」なるものも、まさに「修正」に過ぎず、これでは「反対」しているとは言い難い代物で、可決するのは当たり前だろう。
まさかこんな展開になるとは、つい最近まで予想もしなかった。
まったく、国民を馬鹿にした姑息なやり方である。

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2006年10月 9日

警察官の飲酒運転──その後

Chronicle_20

この話題にはこれ以上かかずらいたくないが、続報が出ていたので、もう一言。
富山県南砺警察署の警察官が、検挙されてから10日経ってようやく富山県警は事実を「発表」した。
処分内容は「停職6カ月」だそうである。
この巡査長は、1985年にも酒気帯び運転で事故を起こし減給処分を受けていたことも明らかにした。

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2006年10月 2日

警察官の飲酒運転

Chronicle_19

公務員による飲酒運転が大きく取り上げられている最中に、二人の警察官が飲酒運転で検挙されたというニュースを知った。
9月18日に、岡山県井原署の巡査部長が飲酒運転で出勤したという理由で懲戒免職処分され、ちょうど1週間後の9月25日富山県南砺署の50代の地域課巡査部長が、今度は運転中の飲酒で検挙された。
警察官よ、お前もか! という印象を持つ人が多いかもしれないが、私の感想は少し違う。
というよりも、私はずっと以前から不審に思ってきたことを改めて強く感じた報道だったのだ。

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2006年9月13日

「情報収集衛星」とは何か

Chronicle_18

3基目の打ち上げが成功したというニュースを聞くまで、この「衛星」のことは不覚にも気にとめていなかった。
NHKのニュースで「事実上の偵察衛星」という説明があったのを聞いて、ハッと気づいた。
1mのものまでが識別できるカメラや、レーダーを搭載していることや、4基まで揃えば地球上のすべての地域を1日に1回は撮影できるという事実を、今ごろになって知った。

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2006年8月26日

4日間の入院生活

Chronicle_17

「一週間のご無沙汰でございました」という決まり文句で始まる歌謡番組が昔あったが、ちょうど一週間ぶりの更新になってしまった。
奇しくも、ウチダ教授がパリに到着したであろう日に、私は病院に到着していたのである。(エライ違いやなー)
4日ぶりに、今日は家に帰ってきたというわけで、早速ブログを書くことにした。
(何度もアクセスして下さっていた方がいらっしゃいましたら、予告するつもりで出来なかったことをお詫びします。)
とりあえず4日間の「入院生活」という非日常について、若干の報告を。

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2006年8月14日

バスのしつこいアナウンス

Chronicle_16

乗るたびにいつもいつも繰り返されるバスのアナウンスなので、もはや誰も気にすることなく聞き流している。
「お客様の安全には万全を期しておりますが、万一不審物を見つけられましたら、絶対に手を触れず乗務員までお知らせ下さい。」
この種のアナウンスは、全国多くの公共交通機関で流されているのだろうか。(電車では、一度も聞いたことがない)
「不審物」とは何をさすのだろう。
「過酸化アセトン」? 「サリン」?
そもそも「安全には万全を期している」というバス会社の方針と、「不審物が発見される」という事実の間に、何か関係があるのか。
「不審物が発見される」のは、バス会社の責任ではなかろうし、置くヤツは勝手に置くだろう。

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2006年7月10日

三井住友海上火災保険からのお手紙

Chronicle_14

数日前、三井住友海上火災保険からお手紙が届いた。
三井住友海上火災保険が、「保険金の不払い」などの悪質な業務に対して、金融庁からの前例がないほどの厳しい行政処分を受けたことは、新聞報道で知っていたが、自分の入っている自動車関係の保険がこの会社であることを、この手紙を受け取るまで忘れていた。

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2006年6月 2日

闇に葬られた通報記録

Chronicle_8

やっぱりそうだったのか、と思った。5年前私が抱いた疑問は、的はずれではなかったのだ、と。
2001年6月8日、大阪教育大付属池田小学校に侵入した宅間守が小学生を殺傷しているとき、クラス担任の教諭が110番通報した通話記録が、遺族による開示請求を尻目に廃棄されていたことが分かった、と昨夜のニュースが報じていた。
真実を求めて開示請求した遺族の落胆もさることながら、ここには重大な秘密が隠されていると私は思う。

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2006年5月16日

ニコチン依存症は「病気」?

Chronicle_5

この4月から、「禁煙治療」が医療保険の給付対象になり、一段と議論がかまびすしくなった。
「禁煙治療」が保険適用の対象になったのは、厚生労働省が「ニコチン依存症」を「病気」と認定したからだ。
行政機関が「病気」と認定したものを、別の行政機関が「税収源」としているのは、辻褄が合うのか。
それじゃあまるで「覚醒剤」の密輸を資金源にしているらしい、どこかの国と同じではないのか。

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2006年5月 8日

ネット書店の功罪

Chronicle_4

ネット書店で本を買うことが多くなった。
以前なら予定した本をメモしておいて、都心の大きな書店へそれを探しに出かけ、重い本をリュックに入れて持ち帰る「買い出し」という感じが恒例だった。
最近は、目的の本を探して書店の本棚をウロウロするのが面倒になってしまったのか、書店で見つけた本も帰宅してからネット書店に注文することさえ多くなった。
便利この上ないネット書店だが、最近少し問題もあるような気がしてきた。

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2006年5月 6日

「NIFTY-Serve」完全終了

Chronicle_3

3月31日「NIFTY-Serve」がそのサービスを完全に終了したと、Macの雑誌記事6月号に載っていた。
実質的な役割は、もうだいぶ前に終えていただろうから、まだ続いてたの?という感じもあるが、やはり一つの時代の終わりを告げるものだろう。
いまネットを利用している多くの人々のなかでは、もうその名も知らない人のほうが多いのではないか。
「パソコン通信」という名前自体が、大昔にそんなものがあったような…という気になるほど遠く感じる。

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2006年4月 7日

「臓器移植法」改正2法案

Chronicle

先月31日、「臓器移植法」改正の2つの法案が自民党・公明党による議員立法の形で衆議院に提出された。
この2つの法案は2005年8月に提出されたものと同じで、その時は衆議院が解散されたため、審議に入ることなく廃案となった。
この改正案は、要するに「家族の同意だけで臓器提供を可能にする」という点と、15歳以上という現行法の年齢制限を撤廃して「12歳以上に引き下げる」というものだ。

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2006年3月24日

新書ブーム

chronicle

昨日のNHK『クローズアップ現代』は、最近の「新書ブーム」を取り上げていた。
ベストセラー新書の秘密を解き明かしながら、出版社が力を入れる新書シリーズの編集方針を紹介していた。
3つのT(テーマ・タイミング・タイトル)が最も重要なポイントらしく、確かに「タイトル」などは読者をうまくキャッチするように考えられているのがよく分かる。

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2006年3月10日

国会メール騒動の謎

chronicle

国会メール騒動は、永田議員の「辞職」をめぐる段階に入ったようだ。
メールは本物だったのか、偽物だったのか。
民主党も永田議員本人も「偽物」だと認めている。
もしも報じられている通りの事実であるなら、永田議員が「騙された」ということだろうか。

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2006年1月 3日

年賀状

chronicle

何代か前までのMacOSでは、新年最初の3日間くらい(だったかな ?)、起動した画面に「A happy new year.」という、いつもとは違う表示が出て、予期していない驚きとニヤリとしてしまう楽しさがあった。
そういう「遊び心」が、Macユーザーは好きなんだと思うが、それももう過去のことになってしまった。
閑話休題。

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2005年12月17日

耐震強度偽装事件をめぐって

chronicle

耐震強度偽装にかかわる国会での「参考人」や「証人」との質疑を、中継(全部ではないが)とニュースで見た。
いちばん感心したのは、国会議員の皆さんの声の良さだった。押し出しの良い語り口も、さすがと言うべきなのだろう。
だが、入れ替わり立ち替わり、似たような質疑が繰り返され、ここぞとばかり「顔と名前を売ろう」という魂胆もミエミエだった。
もっと困ったことには、結局、尻尾を捕まえ損なっている歯がゆさが残ったことだ。

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2005年11月14日

女人禁制と性同一性障害

chronicle

「女人禁制」の結界に、性同一性障害者が登山を強行したという事件が大きな波紋を呼んでいる。
そのことを書こうとしていた矢先、たまたま読んだブログ『内田樹の研究室』(2005年11月05日06日)に「天川村への質問書」という資料があることも初めて知り、それも読むことができた。
この「質問書」や今回の強行登山に関する内田の批判も読んだが、同意できないところもあったので、取り上げておくことにする。

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2005年10月29日

「国勢調査」その後(2)

chronicle

新聞の投書欄にも「国勢調査」についての疑問や不満が載るようになった。
先日の投書は、「床面積」を厳密に計算させる項目への疑問で、そんなデータは役所にあるではないか、というもっともなものだった。
「国勢調査」についてネットを検索していると、「調査員」をなさった方の苦労も知ることができた。
今回紹介するのは『ムルソーの独り言』というブログである。

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2005年10月25日

保険金の不払い

chronicle

明治安田生命保険の悪質な保険金の不払いが明るみに出ているが、私自身も今から30年近く以前に、保険会社の悪辣な手口の被害に遭ったことを思い出した。
私の場合は、生命保険ではなく、クルマの車両保険だったが、ずいぶん昔の出来事だったが、思い出すだけで腹が立つ。

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2005年10月18日

「国勢調査」その後

chronicle

日曜日の夜、市役所のFと名乗る担当者から「国勢調査の件で…」と電話があった。
私が密封して出した「調査票」を見ながら電話しているのであろう、私の名前と配偶者の名前をあげ、それぞれの未記入の欄について、「順番にお答えいただきたのですが…」と言うのだ。

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2005年10月12日

「国勢調査」とプライバシー

chronicle

今年も5年ぶりの「国勢調査」が行われた。
1920年の第1回調査から、5年ごとに行われ、今年は18回目になるらしい。
5年に一度だからなのか、これまで何回くらい、どんなふうに調査に応じたのか、応じなかったのか、あまり確かに記憶はない。
ただ言えることは、申し訳ないが、あまり真面目に協力してこなかったことだけは確かだ。
「調査員」の方には何の恨みもないのに、申し訳ないことだと思う。
「調査員」の方々は、苦労しておられるらしく、役所が取りに来ないから「燃やしてしまった」という過激な方もいれば、偽の「調査員」が「調査票」を騙して回収していった事件もたくさんあったようだ。

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2005年9月22日

「ほっとけない世界のまずしさ」 ?

chronicle

テレビなどでも盛んにCMが流れている「ホワイトバンド」なるものを、今日初めて通勤中のバスで見かけた。
国会議員なども手首につけているのを、テレビでは見たことがあったが、実物を間近に見たのは今日が初めてだった。
どういう趣旨のものか、よく分からなかったのでネットで調べてみると、「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーンというのが、その運動母体であるらしい。(世界で同時に12月までと期限を切って行われている運動の、日本の参加団体という説明がしてあった。ホントかどうかは知らない。)

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2005年9月 3日

ハリケーン「カトリーナ」による被災地

chronicle

アメリカ南部を直撃したハリケーン「カトリーナ」の報道が連日続いている。
ハリケーンが上陸して今日で5日目になるらしいが、避難所では死者も出始めているという。
断片的なニュース報道だけしかみていないせいなのかどうか、「どうしてそうなるのか」理解できないことが多い。
まだ情報も十分ではないはずなので、もっと時間が経てば「理解可能」になるのかもしれないが、さしあたって感じていることを書き留めておこうと思う。

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2005年8月 9日

「時間」の使い方

chronicle

日陰のない炎天下でバスを待っていたり、寒風吹きすさぶ季節になかなか来ないバスを待っていたりすると、目の前の道路を走りすぎるクルマの運転手は、エアコンや暖房の効いた車内でさぞかし快適なことだろう、と羨ましく思うこともある。
自分がクルマに乗っている時も、歩行者をみかけると「この寒いのに(暑いのに)気の毒なことだ」と思ったこともある。
ドライバーから見れば、バス停で待つ私(たち)のほうがきっとそう見えているのだろう。
だが、クルマでの通勤をやめてから、考え方が少しずつ変わってきた。

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2005年7月30日

フェスティバルゲートという廃墟

chronicle

大阪JR環状線の「新今宮」駅(市営地下鉄なら「動物園前」駅)のすぐ前に「フェスティバルゲート」がある。
昨年経営破綻した大阪市の第三セクターであり、その後、運営委託先に決まっていたオリックス系管理会社との契約条件だった店舗の明け渡しに失敗して、7月25日またもや計画は白紙に戻り、そのツケは大阪市民の税金へ回されることになったようだ。
その「フェスティバルゲート」には何度か行ったことがあり、その時の印象は今回の事態と矛盾しない。

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2005年7月17日

「フランス語は数を数えられない」?

chronicle

石原東京都知事のいつもの放言を、あまり真面目に取り上げる必要もあるまいが、自分とは違う「文化」への謙虚さは、思い出しておいてもよかろうと思う。
石原都知事が、なぜ急にフランス語をヤリ玉に上げる気になったのかは知らない。
アジア近隣諸国への暴言を吐き続けてきたので、たまにはフランスなども取り上げてバランスをとっているつもりだろうか。

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2005年5月30日

『APIED(アピエ)』

chronicle

高雄にまで出かけて以来、都心を離れた郊外に出るのもあまり億劫でなくなったのかもしれない。
先日は、夫婦二人揃って大原まで電車とバスを乗り継いで出かけてきた。
といっても、目的は寂光院でも三千院でもなく、そのすぐ手前にある、ツレアイの友人が「春と秋の土日だけ」期間限定で営業している、素敵な喫茶店を訪ねるためだ。

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2005年5月29日

ティック・クアン・ドゥック師の碑

chronicle

ベトナムを訪問されたhoshiさんから、お願いしておいた「ティック・クアン・ドゥック師」についての記事と写真を送っていただいたので、紹介させていただく。
写真はごく一部だけの紹介しかできなかったことと、記事の中のベトナム語で表記された文字には、フランス語のアクサン‐テギュやアクサン‐グラーブのような記号がついているのだが、私の腕では正しく表記できなかったことをお詫びする。
それから、hoshiさんから教えていただいた宮内勝典の『焼身』という「ティック・クアン・ドゥック師の焼身」を追いかけた400枚の文章も、改めて取り上げたいと思うが、身体が震えるようなものだった。

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2005年5月25日

JR福知山線脱線事故から1ヶ月

chronicle

連日ニュースで取り上げられているので、それらが本当の報道かどうか、当分は見守りたいと思う。
NHKを筆頭に、日本のマスメディアは「青信号」以上に信用できない。
虚偽の報道をしている、とまではまだ思わないが、国民が知るべきことを、きちんと伝えているかどうか、意図的に「知らせない」選択をしていないかどうかは極めてアヤシイ。
意図的なイデオロギーにもとづいて、視聴者・読者を「煽(あお)る」ような報道をしていないかどうかは、さらにアヤシイ。
そう思っておかないと、とんでもないところへ連れて行かれる危機感がある。

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2005年4月16日

御室桜

chronicle

たまには風流に、桜の話題。御室(おむろ)の桜である。
御室というのは真言宗・仁和寺(にんなじ)の別名で、宇多天皇が仁和4年(888)に完成し、譲位したのち御所としたためこの名がついたらしい。
応仁の乱で全伽藍を焼失したため、現在のものは1640年代の再建という。

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2005年4月 5日

「無差別」じゃない殺人

chronicle

毎日のように殺人事件が起きている。
自分の家族を皆殺しにして自殺を図る、という類の事件も続いている。
トラックで商店街を暴走し、通行人をつぎつぎと殺す事件も仙台で起きた。
多くの殺人事件に共通している点がいくつかある。

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2005年3月 5日

57歳の凶行

chronicle

駅のプラットホームで、初老の男性が酔っ払ってわめいていて、周りの乗客の眉をひそめさせていた。
酒癖が悪いのか、困ったものだと思って眺めていたが、「しかし…」と、ふと息子や娘や孫までも惨殺した57歳のオヤジのことを思い出した。
酔っ払って悪態をついているこのオヤジは、きっと酒を飲まなければモノも言えないような気の弱い男なのかもしれない。しかし、少なくとも彼は幼い孫や息子や娘を惨殺したり、可愛がっている犬を殺したりはしないのではないか、と思ったのだ。
どちらがマシかと言えば、プラットホームでくだを巻いている酔っぱらいのほうがマシに決まってる。

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2004年11月29日

バイクでメール。

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たいていのことには驚かなくなった気がするが、今朝見かけた光景にはさすがにビックリした。
ことの次第はこうである。
朝、いつもの道をバス停に向かって歩いていると、道の真ん中でエンジンのかかったバイクに跨ったまま、女性と思しきライダーの後ろ姿が見えた。
ヘルメットが少しうつむき加減なので、具合でも悪いのか…と不審に思いながら近くまで来ると、右手でアクセル、左手にケータイを持って夢中でメールを打っているのだと分かった。

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2004年11月 7日

ブッシュが再選された。

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接戦は予想されていて、ケリー候補がそれほど魅力的な政治家とも思えなかったが、それでもアメリカ国民がブッシュを選ぶほど愚かではなく、僅差でもケリーが選ばれるのではないか、と何となく思っていた。
だが、そんな予想は外れ、ブッシュが再選された。
しかも、4年前の得票率では破れていたプッシュが、今回は得票率でもケリーを上回ったという。
過半数のアメリカ国民は、アメリカの現状を「このままでいい」「変化は望まない」と判断しているということだ。

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2004年10月31日

旨い酒が時々飲みたくなる。

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美味しい日本酒が飲みたい、と時々思うのですが、日本酒のことがよく分からない。
銘柄などもよく分からないし、あの「大吟醸」だの「特別純米」だのの違いも根拠もよく分からない。
それで、上原浩監修『カラー版極上の純米酒ガイド』(光文社新書)などを読んで研究してみたのだが、僕のような初歩的な疑問にはちょっとマニアック過ぎるみたいだ。
全国各地の銘柄を(数えてみたわけじゃないが)数百も紹介されているので、ますます目移りがしてよく分からない。

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2004年10月18日

あとで気づいた二つのこと

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一つは、アンリ・カルティエ=ブレッソンが亡くなった日に書いた記事(2004年8月3日号 )で、マルセル・デュシャンのポートレートについて触れた一文だ。
その写真に写っている自転車の前輪を逆さにしたようなオブジェは、割と有名な彼の作品であることを、NHK『新日曜美術館』で紹介されていたフィラデルフィア美術館の展示で知った。

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2004年10月 4日

当事者であること

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8月13日、宜野湾市の沖縄国際大学に米軍の大型ヘリコプターが墜落し、爆発、炎上した。
日本の警察が駆けつける前に、既に十数人の米兵が現場を封鎖し、誰も近寄らせなかった。
ガスマスクと完全防護服に身を包んだ米軍関係者が放射能検知器を手に現場を調べ、謎の薬品を散布していた、と報道されていた。
推測されるのは「劣化ウラン弾」が墜落機に搭載されていた可能性らしい。
つまり、大学とその周辺は放射能によっても汚染された可能性があるという。

続きを読む "当事者であること"

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