映画『アパルーサの決闘』(2008年/アメリカ)
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この映画が、私の「背中痛」の原因であったかどうかはともかく、子どもたちの怨念がこもった映画であることは間違いない。
とにかくひどい話ばかりで、これが誇張ではない現実だと思うともっと気が重くなる。
内容は(これは宣伝文でも使われているので書いてもネタバレにならないと思うが)、人身売買・児童買春、そして臓器売買の話である。
日本人やヨーロッパ人が幼い子どもを性の道具として扱う場面が、これでもかと思うくらい繰り返し描かれる。
先日もカンボジアで日本人を含めた外国人が児童買春で捕まったという報道があった。
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ボビー・ダーリンという歌手の伝記映画であるが、この往年の人気歌手の名前を知っているのはある年齢以上の人か、アメリカン・ポップスに詳しい人だけかもしれない。
私自身、彼の歌う『Mack the knife』という曲が大好きなのだが、それ以外のことはこの映画を観るまで何も知らなかった。
それにしても、この邦題の奇怪なテキトーさはどうしたことか。
原題の『Beyond the sea』というのはよく知られた曲のタイトルであることはすぐ分かるのだが、なぜtheだけがアルファベットなのか、なぜこんな変な副題をつけるのか、意味不明である。
だが、ケビン・スペイシーがボビーを演じるというのも「想像のつかない」事態だったので、いわば「怖いもの見たさ」(?)という理由もあって観てみた。
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いささか旧聞に属する作品だと思うが、病院に持って行ってようやく観た。
実のところあまり観る気がしなかったのだ。
かなり話題にもなっていて、痴漢の冤罪事件というストーリーもおよその見当がつく気がしたからである。
だが、実際に観てみて、予想していたものとはかなり違う印象だった。
まず何よりもあの温厚そうな周防正行監督が本気で「怒っている」のが伝わってくるというだけではない。
ドラマが一種のエンターテインメントとして、とりわけ「法廷劇」の面白さ(証人は何を言うのだろう、弁護側はどう反論するのだろう、被告人は一体これからどうなるのだろう…など)が観客を最後までドキドキ・ハラハラさせて飽かせないのである。
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この映画のタイトル『ブリッジ』は、サンフランシスコの観光名所として名高い「ゴールデンゲート・ブリッジ」のことである。
全長2790m、主塔の高さは海面から227m、橋から海面までの距離は33m、手すりの高さ1.2mで、1937年に完成したので今年でちょうど70年目ということになる。
観光名所として名高いだけでなく、この橋は世界で最も自殺者の多いスポットとしても有名で、これまでに1300人以上がこの橋から飛び降りているという。この映画は、そのドキュメンタリーである。
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以前にも紹介した季刊『アピエ』の映画版アネックス・バージョン『シネマアピエ』第2号(2月15日発行)に寄稿させてもらった。(4ヶ月も前の話だが)
今回は、洋画のなかの「マイ・ヒーロー」という特集である。
前回第1号の特集「マイ・ヒロイン」は約束を果たせなかったので、今回は何としても約束を果たさねばと思ったのだが、このテーマはなかなかに難しかった。
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カンヌ国際映画祭をはじめ世界中の映画賞を『バベル』で沸せたアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の衝撃のデビュー作である。脚本は『21グラム』『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』そして『バベル』でも同じギジェルモ・アリアガ・ホルダンとくれば、このメキシコ人コンビの才能がただものではないことが分かる。
そのメキシコ・シティーを舞台にした、3つの物語が「犬」を縦糸にしながら織り成されていく。
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まずタイトルが秀逸で、グッと掴まれてしまう。(公式サイト)
トミー・リー・ジョーンズの劇場用映画としては初めての監督作品で、主演と製作も兼ねている。
おまけに、2005年第58回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞と最優秀脚本賞のダブル受賞となれば、もう観るしかあるまい。
脚本は『アモーレス・ペロス』『21グラム』のギジェルモ・アリアガ。制作総指揮の中にリュック・ベッソンの名前もみえる。
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