アメリカ産牛肉、半年後の輸入再開
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内閣府食品安全委員会プリオン専門調査会の12人の専門委員のうち、半数の6人が委員が一斉に辞任したこのニュースは、昨日のテレビではどの局でもかなり大きく報道されていた。
それだけインパクトのある出来事だったということだろう。
確かに、政府の諮問を受けた専門家会議としては、異常な出来事に違いない。
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ついにと言うか、やっぱりと言うか、初めから決まっていた筋書き通りに、輸入再開が決定した。
食品安全委員会が果たした役割は、「科学」という名を借りて国民の生命と安全を犠牲にした、歴史に残る犯罪とも言うべきであろう。
メンバーの一人を「勝手に休んだ」ことにして(2005年7月29日号「プリオン調査会専門委員が昨年12月に辞意 」)、なりふりかまわず行政の期待に応えようとしたのだ。
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いよいよ筋書き通りの展開になってきた。
今朝の『朝日新聞』は1面トップの記事で取り上げ、3面でさまざまな声を取り上げてはいたが、「社説」で取り上げるほどのことでもないらしく、「批判的」な論調は影を潜めているようだった。
こういう大新聞をアテにしていると、とんでもないことになるということだろう。
いつもの通り、ネットで読める限りの新聞各社に目を通してみた。
BSEに関していちばんコツコツ真面目に取り上げているのは『日経』である。
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うっかりすると読み落としそうな小さな記事が目にとまった。
《米国産牛肉の安全性を審議している食品安全委員会プリオン専門調査会委員の品川森一・動物衛生研究所プリオン病研究センター長が、牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査緩和を容認した報告書のまとめ方に不満を持ち、昨年12月に同委員会の寺田雅昭委員長に辞表を提出しようとしていたことが27日わかった。》 (『 asahi.com』2005年07月27日)
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以前に書いたBSEについての記事(2005年2月11日号「BSE(牛海綿状脳症)、ふたたび」)にトラックバックして下さったサイト ( 「BSE&食と感染症 つぶやきブログ」)を拝見して、こんなにも地道にウォッチングなさっている方もいるんだと敬服した。
その時、ちょうどたまたまこの本を読んでいたので、余計にそう思った。
以前にも紹介した『狂牛病』(岩波新書)と同じ著者の、最新刊である。
この本の時点(2005年1月)では、日本国内のBSE牛は14頭となっているが、4月8日の時点で既に17頭に増えている。
(4月19日のニュースでは、宮城の2頭が擬陽性だという。最終確認されれば、国内18、19頭目になる。)
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