2006年7月28日

アメリカ産牛肉、半年後の輸入再開

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アメリカ産牛肉の輸入再開が、27日正式に決定したらしい。
その根拠というのが、日本向け輸出に関わる食肉処理施設を、日本政府の調査団が一つ一つ見て回って確認したからなのだそうだ。
厳重な報道管制をしいて、どんな調査が行われたかは一切取材させなかったようだから、「疑惑と不審」を本気で解消するつもりがあったかどうかも怪しい。
単に「何もしない」で輸入再開するわけにはいかないので、その「理由」づくりのためのパフォーマンスなのだろう。

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2006年6月21日

米産牛肉輸入再開で日米合意

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今日(6月21日)、日米両政府は全面停止しているアメリカ産牛肉の輸入を2年4カ月ぶりに再開することで合意したらしい。
ほとぼりが冷めるのを待っていただけのことだろうから、最初から結論が先に決まっているいつものパターンである。
いまさら改めて何か言うことがあるだろうか。何もない。
国民の健康や生命が、軽んじられていることがよく分かる政治的決着ということだろう。

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2006年5月20日

福岡伸一『プリオン説はほんとうか?──タンパク質病原体説をめぐるミステリー』

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輸入がストップされていたアメリカ産牛肉が、6月にも再開される見通しになったらしい。
ニュース報道を見ていると、アメリカ農務省の検査官自身が「急ぎすぎている」「再発は防げないだろう」と答えていた。
今回合意される「抜き打ち査察」なるものも、アメリカ農務省の「査察」に日本側からも同行するという内容らしい。
そんな「査察」の、どこが「抜き打ち」なのか。「見つからないように」十分対策をとった工程だを「見せる」に決まっている。
誰も責任をとらない、そのツケは国民の健康と生命によって購われる、いつものやり方がまた始まるのだ。

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2006年4月18日

『三者三論──「食品安全委員会のあり方」』

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4月14日付朝日新聞の記事で、プリオン専門調査会の、今回の6人もの一斉辞任をめぐる3人の意見が載っていた。
その3人の記事のタイトルは、金子清俊(東京医科大学教授)「答申誘導許す枠組み疑問」、中村靖彦(食品安全委員会委員)「未熟だが方向性は正しい」、日和佐信子(元全国消費者団体連絡会事務局長・現雪印乳業社外取締役)「消費者理解助ける工夫を」である。
3人のうち2人は、食品安全委員会がらみの人物であり、問題を根本的に考える人選としてはフェアとはいえまい。

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2006年4月 8日

香港で再び米牛肉に骨混入

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昨日(7日)の報道によると、日本と同じ時期に、アメリカ産牛肉の輸入を再開した香港で、3月に引き続いて、またまた混入されてはならない骨が見つかったらしい。
こんな馬鹿げた話に、今さらコメントする必要もあるまい。
事実を忘れないように、記録だけはしておくことにしよう。

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2006年4月 5日

プリオン専門調査会の6委員が辞任

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内閣府食品安全委員会プリオン専門調査会の12人の専門委員のうち、半数の6人が委員が一斉に辞任したこのニュースは、昨日のテレビではどの局でもかなり大きく報道されていた。
それだけインパクトのある出来事だったということだろう。
確かに、政府の諮問を受けた専門家会議としては、異常な出来事に違いない。

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2006年1月21日

米国産牛肉、成田の検疫で危険部位発見

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輸入が再開されて1ヶ月ぐらいだ。
こういう事態に、どんなリアクションをすればいいのだろうか。
怒りなどは勿論ない。呆れる、というよりも、笑ってしまうしかないではないか。

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2005年12月10日

アメリカ産牛肉、ついに輸入再開

BSE01

ついにと言うか、やっぱりと言うか、初めから決まっていた筋書き通りに、輸入再開が決定した。
食品安全委員会が果たした役割は、「科学」という名を借りて国民の生命と安全を犠牲にした、歴史に残る犯罪とも言うべきであろう。
メンバーの一人を「勝手に休んだ」ことにして(2005年7月29日号「プリオン調査会専門委員が昨年12月に辞意 」)、なりふりかまわず行政の期待に応えようとしたのだ。

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2005年10月21日

福岡伸一『もう牛を食べても安心か』

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本のタイトルが勇ましくても内容を読んでガッカリすることは少なくないが、この本はその反対である。
何気ないソフトなタイトルにもかかわらず、内容は極めてラディカルで、衝撃的でさえある。
この本は「狂牛病」の問題を論じ、「全頭検査緩和」がいかに愚かな選択であるかを論じているのだが、実は、さらに根本的で、重要な問題を提起している。

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2005年10月 5日

米国産牛肉、12月にも輸入再開見通し

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いよいよ筋書き通りの展開になってきた。
今朝の『朝日新聞』は1面トップの記事で取り上げ、3面でさまざまな声を取り上げてはいたが、「社説」で取り上げるほどのことでもないらしく、「批判的」な論調は影を潜めているようだった。
こういう大新聞をアテにしていると、とんでもないことになるということだろう。
いつもの通り、ネットで読める限りの新聞各社に目を通してみた。
BSEに関していちばんコツコツ真面目に取り上げているのは『日経』である。

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2005年8月18日

見倣うべき、アメリカの「国益最優先」

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今朝のニュースによると、アメリカ政府から「日本産牛肉」の輸入を再開するための手続きを始める、との連絡があったという。
「アメリカ産牛肉」を買え買えと脅しつづけているアメリカが、実は5年も前から「日本産牛肉」の輸入禁止を続けていることを、忘れている人も多いのではないか。
「オマエのところの牛肉は買わないが、オレのところの牛肉は買え」というわけだ。
「京都議定書」にそっぽを向いていることでも承知はしているつもりだが、究極の国益重視、自己チューの極致。
誰かの顔色ばかりを気にしている日本政府も少しは見倣ったらどうか。

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2005年7月29日

プリオン調査会専門委員が昨年12月に辞意

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うっかりすると読み落としそうな小さな記事が目にとまった。
《米国産牛肉の安全性を審議している食品安全委員会プリオン専門調査会委員の品川森一・動物衛生研究所プリオン病研究センター長が、牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査緩和を容認した報告書のまとめ方に不満を持ち、昨年12月に同委員会の寺田雅昭委員長に辞表を提出しようとしていたことが27日わかった。》 (『 asahi.com』2005年07月27日)

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2005年7月10日

米、BSE感染牛と同じ群れで飼育の38頭を検査

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NHKテレビのニュースを見ていて、アメリカ農務省が先日見つかったBSE感染牛と同じ群れで飼育されていた38頭を検査した、という報道を知った。
一度しか耳にしなかったので、ネットの新聞で確認しようとしたが、朝日も毎日も読売も、CNNなどにもそんな記事がなく、日経だけにその記事が載っていた。

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2005年6月25日

アメリカで2頭目のBSE感染牛を確認

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アメリカで2例目のBSE牛が見つかった。
誰も驚いてはいない。
ジョハンズ農務長官の会見がふるっている。「38万頭のうちのたった1頭だ」
それも言うなら「見つかったのがたった1頭だ」と言うべきだろう。
しかも、この牛は処理された段階で、もうすでに歩行できない状態だったとか。
おまけに、最初の検査では「陰性」で、詳しく調べ直してみると「陽性」だったというオソマツさ。
これだけ聞いただけでも「やる気がない」「本気で調べる気がない」のが分かる。

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2005年4月28日

中村靖彦『牛肉と政治 不安の構図』

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以前に書いたBSEについての記事(2005年2月11日号「BSE(牛海綿状脳症)、ふたたび」)にトラックバックして下さったサイト ( 「BSE&食と感染症 つぶやきブログ」)を拝見して、こんなにも地道にウォッチングなさっている方もいるんだと敬服した。
その時、ちょうどたまたまこの本を読んでいたので、余計にそう思った。
以前にも紹介した『狂牛病』(岩波新書)と同じ著者の、最新刊である。
この本の時点(2005年1月)では、日本国内のBSE牛は14頭となっているが、4月8日の時点で既に17頭に増えている。
(4月19日のニュースでは、宮城の2頭が擬陽性だという。最終確認されれば、国内18、19頭目になる。)

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2005年3月21日

アメリカ産牛肉の輸入再開か

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地下鉄サリン事件から10年の日、被害者の遺族たちが、「9.11」の遺族たちを招いて、記者クラブで会見していた。
「9.11」の遺族たちには、アメリカ政府からのさまざまな手厚いケアがされているのに対して、日本政府も地方自治体も地下鉄サリン事件の遺族に対して10年経っても何もしようとしない、と憤っていた。
日本政府は、国民の災害や犯罪被害に徹底して無関心で冷たいのだ。

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2005年2月11日

BSE(牛海綿状脳症)、ふたたび

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ついに国内で初の変異型ヤコブ病感染者が出た。
2001年12月に発症し、2004年12月に亡くなったこの男性は、イギリスでBSEが多発していた80年代後半に1ヶ月ほどの滞在期間があり、その時期での感染の可能性が高いと考えられているようだが、それは可能性が高いというだけで、国内での感染の可能性がない、というわけではない。

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