2006年8月29日

「お薬、飲んでもらっていいですか〜?」──耳障りな話し言葉(12)

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病院ネタでもう一つ。久し振りに「耳障りな話し言葉」オンパレードに遭遇した。
病院では大変お世話になり放しのナースの皆さんに、苦言を呈するのも心苦しいことだが、致し方ない。
「喋り方」である。
外来でも同じ印象は度々もったことがあるが、入院病棟のほうが強く感じた。(たぶん、話す機会が多いからだろう。)

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2006年6月29日

「ご迷惑をおかけして…」

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責任者が揃って椅子から立ち上がって深々と頭を下げると同時に、報道陣のフラッシュが一斉に浴びせかけられる。
こんなパフォーマンスを、一体何度見せられたことだろう。
そして「謝罪」の弁というのが、判で押したように「ご迷惑をおかけして…」という常套句。
最近では、村上ファンドの社長や、福井日銀総裁がこの言葉を使っていた。

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2006年5月31日

藤原智美「若者言葉の共食い現象」

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昨日のNHKテレビ「視点・論点」は、作家藤原智美による「若者言葉の共食い現象」というテーマでの15分間だった。
白洲正子の再放送が放映されていて、2度目だが面白いので観ていると、続いてこの「視点・論点」が始まる。
一昨日の論者・志茂田景樹の「団塊世代の新生活」という話も、「男はもっと家事をしなさい」という趣旨で大変面白かった。

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2006年1月29日

「反省すべきは…」と「遺憾である」──耳障りな話し言葉(11)

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選挙運動中、ホリエモンと調子に乗りすぎた武部幹事長と竹中総務大臣が「別の問題だ」を繰り返して凌ごうとしたが、党内からも批判を浴び、一転して神妙な記者会見をしていた。
二人ともが申し合わせたように、「反省すべきことは、反省しなければならない」と記者会見の冒頭で言っていた。

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2006年1月13日

北原保雄編著『続弾! 問題な日本語──何が気になる? どうして気になる?』──耳障りな話し言葉(10)

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話題になった前著の続編である。名づけて「続弾 !」。
前著も面白かったが、より高度な問題に踏み込んでいる点で、この続編も面白い。
取り上げられている「日本語」も面白いが、その分析と語り口が面白いのだ。

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2005年9月25日

最近の流行語──耳障りな話し言葉(9)

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耳障りな話し言葉など、あげつらっても仕方ないような気がしているが、「感染力」の強い流行語には、違和感が消えない。
「誤用」の問題よりも、言葉に対する「鈍感さ」の問題なのではあるまいか。
とりわけ、(これも何度か書いてきたが)「話し言葉のプロ」としての自覚を持たない「アナウンサー」による、ありきたりな流行語カブレが気になる。

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2005年9月17日

「縦書き」と「横書き」

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このところ、以前に書いた石川九楊『「書く」ということ』についての記事(2005年3月24日号)にアクセスが多く、何が原因か分からないまま、以前に書きかけたこの記事の続きを書こうと思っていると、いただいたコメントで「石川九楊の世界展」という催しが東京・日本橋の三越で開かれていることを知り、きっとそれが原因であろうと推測した。
前の記事で予告したままそれっきりになっている(そんなのが一杯あるんですが…(^^ゞ)「縦書き」と「横書き」について、「書きかけの記事があったはず…」と思って探したのだが、どこにもない。それもそのはず、「そうだ、 HDを落として消えてしまったのだ !」と気づいた。
仕方がない、何を書きかけていたのかは諦めて、テキストを探して新しく書き始めることにしよう。

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2005年7月14日

中高年ほど多い誤用

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12日に発表された文化庁の「国語に関する世論調査」(2004年度)の結果は、なかなかに興味深いものだった。
16歳以上の3000人が対象で、2179人から回答があったとのこと。
テレビでも新聞でも、「中高年ほど誤用」という見出しが踊っていて、恥ずかしくもあるが、ヤッパリという思いもする。
慣用句に関しては、20代のほうが正答率が高かったという結果は、「近頃の若者は言葉を知らない」などと身の程知らずにエラソーな口をきいていた中高年にとっては、痛撃となったのだろうか。

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2005年5月15日

「三者三論──近ごろ、日本語が変?」──耳障りな話し言葉(8)

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2005年4月29日『朝日新聞』朝刊の「三者三論」という特集欄で「近ごろ、日本語が変?」という記事が載っていた。
三人の談話を記事にしたものだが、三人とも「日本語が変だと、思うほうが変だ」という立場で共通していた。
そういう立場を、意図的に並べたということだろう。
言葉をめぐる昨今の状況を端的に物語っていると思うので、ひとことコメントしておくことにする。

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2005年3月31日

秋月高太郎『ありえない日本語』──(2)

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物足りないと評しているわりに長々と書評しているのは、取り上げられている問題について、自分自身の関心が刺戟されるところがあるのだろう。
その意味では、なかなかの本とも言えそうだ。

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