2009年5月15日

裁判員制度スタートまで1週間

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昨日(5月14日)放送のNHK『クローズアップ現代』で、1週間後にせまった裁判員制度が取り上げられていた。
取り上げることは大いに望ましいことだが、今回のこの番組の取り上げ方はかなり異様なものに思えた。
仮にも公共放送を標榜するなら、少なくとも賛否両論を紹介して問題の所在を掘り下げていく姿勢が必要だろう。
しかし、NHKは「何が何でも裁判員制度を推し進める」という立場だけをなぜか全面に露骨に表明していた。
何度も繰り返すが、これでは「報道機関」ではなく「広報機関」だ。

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2009年4月 9日

舞鶴の高校1年生殺害容疑で、60歳の男性逮捕

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4月7日、舞鶴で起きた高校1年の女生徒殺害事件容疑者として服役中の男性60歳が逮捕された。
事件が起きたのは2008年5月のことなので、1年近くも経ってからの逮捕である。
昨年11月に6日間にも及ぶ家宅捜索が行われ、約2000点もの押収品から物証は見つからなかったにもかかわらず、である。
防犯カメラの映像が最も有力な状況証拠らしいが、テレビで見る限りはおよそ不鮮明な画像から本当に決定的な決め手が出てくるのか。
本当に決定的な決め手になるのなら、なぜ画像解析に1年近くもかかったのか。
要するに、決め手としては弱すぎるので使えなかっただけではないのか。
こうした構造は、典型的な「見込み捜査」、冤罪事件に共通したパターンのように思えるのだが、果たしてどうなのか。

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2008年2月16日

「無職」という肩書き

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13日、大阪で90歳の夫が87歳の寝たきりの妻を絞殺するという痛ましい事件があった。
このニュース報道を聞いたとき、容疑者として逮捕された夫のことを「90歳・無職」と言っていた。
「90歳、無職? 当たり前やないか」と思わずテレビに向かって突っ込んでしまう。
日野原ドクターのような方もいらっしゃるだろうが、90歳ならたいていは「無職」でしょ。
それをことさら「無職」という肩書きをつけるのはなぜなのか。

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2008年2月14日

沖縄アメリカ兵による女子中学生暴行事件

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沖縄駐留のアメリカ海兵隊員による少女レイプ事件がまた起きた。
沖縄県警は、目撃者の通報を受けてすぐに海兵隊基地のゲート前で容疑者が基地内に逃げ込まないように張っていたという。
「治外法権」となっている基地内に逃げ込まれると、「地位協定」をたてに米軍が引き渡しを渋る=拒むことをイヤというほど体験してきたからだろう。
逆に言えば、米兵は基地内にさえ逃げ込めば米軍が守ってくれると高をくくっているということでもある。
世界各地に基地を展開しているアメリカ軍は、日本以外の国でも同じようなレイプ事件などの犯罪を繰り返しているのだろうか。
私たちの耳にはあまり入ってこないので実態は分からないが、こんなにひどいのは日本だけ、とりわけ沖縄だけではないのかと思えてくる。

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2007年5月 3日

最近の事件報道から

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一つは、一ヶ月ほど前の4月5日、川崎市宮前区で帰宅途中の40歳の女性が通り魔に刺されて重傷を負った事件。
4月20日になって、女性を助けようとして被害を受けたと名乗り出ていた26歳の男性が、容疑者として逮捕された。
すべての報道機関がそうしたのかどうかは知らないが、テレビではもはや「犯人」扱いで名前も出していた。
本当にそんなことをしていいのか、マスコミは何度も「失敗」しているはずだが、懲りてはいないようだ。

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2007年4月 6日

「新たな情報を得た」?

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1973年に起きた北朝鮮による「拉致事件」が、また大きく報道されている。
捜査本部もおかれ、本格的な捜査が行われることになるらしいが、「北朝鮮」がらみのこうした事件の報道に接するといつも感じる疑問を今回も感じた。
それほど重要な事件なら、どうして34年間も放っておいたのか、と。
テレビで捜査当局が「新たな情報を得た」と説明していたが、どんな「情報」なのか、どうやってその「情報」を得たのか、少しの説明もない。

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2007年3月30日

靖国神社「新資料」?

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国立国会図書館がまとめた靖国神社に関する資料が、大きな話題になっている。
「国会」図書館が、こういう機能を果たしていることを初めて見聞したが、一連の話題には腑に落ちない点も私にはある。
それは、今回の資料集にある数々の事実は、特に「新発見」の秘密資料というわけではなく、以前から知られていることなのに、どうしてこんなに大きく取り上げられるのか、ということだ。
コメントを求められた学者なども、まるで「新事実」であるかのように解説していたが、なぜなのか。
新しくもないことを、さも新しいことのように報道するのには、何か政治的な「裏」があるのではないか、と私は勘ぐる。

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2007年1月23日

ゴア元副大統領と『不都合な真実』

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この映画がアメリカでは大ヒットしているらしく、日本でのプレミア上映のために本人が来日しているというニュースを見た。
この映画の上映ももう始まっているのだが、私はまだ観ていない。
観ていないのに予断と偏見でものを言うべきではないのだが、訂正すべき点があれば観たあとでするとして、ひとこと。

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2006年11月20日

新しい拉致被害者の「認定」

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29年前に「失踪」した松本京子さんが、北朝鮮に拉致された被害者であることを、今日政府が正式に認定した。
家族は何年も前から「認定」を求めて運動してこられたらしいので、ようやくその願いが叶ったということだ。
他にも拉致被害の「認定」を求めている家族がたくさんいることを考えると、なぜ29年間も放っておいて今頃なのか、という疑念はある。
家族の願いが叶ったことは喜ばしいことなのだが、これまでの報道を通して、私にはいくつか腑に落ちない点がある。

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2006年7月30日

「忘却とは、忘れ去ること…」

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こんな古いフレーズ、誰が分かるんだ、と思いながら…、あんまり物忘れが「いい」と、思い出させたくないと思っている連中の思うつぼである。
国民の目であり耳であるはずのマスメディアまでが、「忘却」に手を貸しているふうなので、忘れてはいけないことは、時々思い出すように心掛ける必要がありそうだ。

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2006年7月 8日

軍事情報の危うさ

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北朝鮮によるミサイル発射で、大騒ぎである。
昨夜のNHKラジオは、わざわざ石原東京都知事を選んで好戦的なコメントさせるほど恣意的だった。
今朝のテレビでは、「先制攻撃あるのみ」といった勇ましいコメンテイターまでいた。

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2005年11月 6日

森達也・森巣博『ご臨終メディア──質問しないマスコミと一人で考えない日本人』──(1)

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マスメディアが、社会全体にとって大きな役割を果たしてきたし、これからますます大きな役割を果たすことになるのは疑いのないところだが、そのマスメディアが「国民」の側ではなく、「権力」の側に立ってしまうとどんなことになるか、われわれはもう数十年前に十分知っている。
十分知っているはずの「メディア」が、臨終に瀕している、というのが本書の著者たちの主張である。
「質問しないマスコミ」というフレーズも、まことに言い得て妙であろう。
それと同時に、マスコミに煽(あお)られ、マスコミに判断を委ねて「一人では考えない日本人」もまた、マスコミを支えている構造が分析されていく。

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2005年2月12日

NHKの「意地悪」、失敗──NHKvs朝日新聞(4)

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今日行われたラグビー選手権準々決勝のテレビ中継の話だ。
今朝の『朝日新聞』朝刊の記事によると、午後2時から生中継される予定だった「トヨタ自動車対早稲田大学」の試合を、翌日の午前2時から録画で放映する、というのだ。
その理由というのが、審判の着るジャージの胸のスポンサー名の「朝日新聞」が入っているからだという。

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2005年2月 6日

国民が「選択できない」報道機関とは何か──NHKvs朝日新聞(3)

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NHKと朝日新聞とのバトルは、どうなってしまったのだろう、と思っていると、久し振りにいくつかの記事で報道されていた。
お互いに書面で出した「質問状」と、それに対する「回答」などである。
日本を代表する2大マスコミのバトル、と僕も以前書いたが、より正確に言えば、2つのマスコミ機関には、根本的な違いがある。

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2005年1月22日

「公共放送」か「国営放送」か──NHKvs朝日新聞(2)

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日本を代表する報道機関の両巨頭がバトルを演じている、と書いてしまうといかにも傍観者的になってしまうが、われわれ国民にとっての「報道機関」は、かけがえのない「目」であり「耳」であることに変わりはないので、国民にとって何が重要か、という視点を失わずに注目していきたいと思う。

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2005年1月15日

NHKは、やっばり「政府(自民党)広報機関」だったのか?──NHKvs朝日新聞(1)

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2001年1月にNHKで放送された特集番組をめぐって、自民党からの圧力があったのか、NHKが単に「自主規制」しただけなのか、実に興味深い、これからどう展開していくのか目が離せない出来事が起きている。
今日のNHKニュースでは、「事実誤認にもとづく報道記事を書いた」として、NHKが朝日新聞社に対して書面で抗議し、謝罪と訂正記事を載せるように要求した、と報道していた。

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2004年12月 9日

中国原潜の航行

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中国原潜が日本の領海を侵犯したという事件があった。
浮上せず、潜行したまま中国海軍基地に帰港したらしい、という報道があって「国籍が確認できないが…」という報道が続いた。
中国海軍に「間違いナイ!」として確認を求め、再発防止を要請した、というニュースも続いた。
その後、この原潜については台湾当局からの連絡がキッカケだった、という報道があって、何かよく分からないが台湾と中国の関係のことだから、そういうこともあるのかと思った。

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