裁判員裁判始まる
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「思い込み」と言えば、「裁判員制度」についても私には強い「思い込み」があった。
日本の司法制度は、上級審にいくほど行政に追随する度合いがひどくなり、「司法権の独立」という憲法の大原則を司法自らが放棄しているとしか思えないことで、未だに冤罪判決を顧みないその仕組みが「裁判員制度」によって少しでもマトモになるなら悪いことではあるまい、という「思い込み」が一つ。
もう一つは、主権者たる国民の側の「裁判員になりたくない」「責任を負うのはイヤだ」という消極的で無責任な考え方に対する疑問があった。
基本的その考え方には今も変わりはないが、「裁判員制度」というものは私が「思い込んで」いたものとはかなり違っているらしいことを知った。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
母親を殺した会津若松の高校3年生の事件を巡って、事態は予想通りの展開になりつつあるようだ。
予想通りというのは、一つは殺した母親の頭部をカバンに入れて自首したとか、切断した右腕に白いスプレーをかけて植木鉢に挿してあったとか、犯行前に予告のメッセージをネットに公開していたとか…「普通じゃない」と思える内容についての、「ああでもない、こうでもない」というワイドショーをはじめとしたマスコミや、「心の闇」などと称する専門家のお約束の登場である。
もう一つは、犯人への「精神鑑定」が予定されているらしいことだ。
たまたま読み終えたばかりの、日垣隆『そして殺人者は野に放たれる』には、「精神鑑定」そのものの科学的根拠が疑わしいことと、特に検察官による起訴前の「精神鑑定」は違法だと書かれている。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
裁判官が、判決文を言い渡した後でひとこと意見を言うのが異様に感じた記事を以前に書いた。(2007年3月19日号)
しかし、この本を読むと一般に「説諭」と呼ばれている裁判官のこの発言は、刑事訴訟規則221条に定められている歴とした法令行為らしく、正式には「訓戒」というのだそうだ。
それにしても、ここに集められた裁判官たちの「お言葉」は、六法全書の丸暗記しかしたことのない連中の「オツム」の程度が大変によく分かる。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
『内田樹の研究室』で堀江貴文被告への東京地裁の判決がとりあげられ、平川克美ブログ『カフェ・ヒラカワ店主軽薄』へのリンクがしてあった。
内田はメディアが「読者への敬意」に欠けているとし、平川は「株取引」のリスクとリターンの「自己責任」について述べていた。
2つのブログ記事を読みながら、テレビの報道を見て私も感じていた少し別の違和感ことを思い出した。
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
Arts(アート) | Books(書評) | Broadcast(TV&ラジオ) | BSE(牛海綿状脳症) | Buddhist(釈徹宗) | Catastrophe(大災害) | Chronicle(日録) | Cinema(映画) | Education(学校の内と外) | Gauntlet(癌と…) | Iraq(イラク) | Justice(裁判制度) | Mac(マック) | Making(更新情報) | Media(ジャーナリズム) | Memento mori(死を想え) | Music(音楽) | Pacifism(戦争と平和) | Photograph(時間の記憶) | Sports(スポーツ) | Stationery(文房四宝) | Study(内田樹) | Today(今日は何の日?) | Weblog(ウェプログ) | Wording(言葉づかい)
最近のコメント